この記事は、現役明大生にお願いして執筆してもらいました。
明治大学が気になっている方には役に立つ記事ではないでしょうか。
ところどころ僕が加筆しています。
明大生の特徴・校風
大学を分類するうえで、キラキラ大学生が多い学校とそうではない学校があります。
キラキラ大学生が多い大学は、慶應義塾大学、立教大学、上智大学、青山学院大学があります。
対照的にそうでない大学は、早稲田大学、明治大学、法政大学、中央大学などがあります。
その分類の通り、1970年代には激しい学生運動が行われていました。
早稲田大学や明治大学が演劇が盛んなのは、学生運動の名残であるといわれています。
文系と理系を合わせたとき、
立教大学や青山学院大学の男女比は1:1であるのに対して、
明治大学の男女比は7:3と男性が多いです。
文系の学部に絞った時ですら、男性の方が多いという特徴があります。
野球やラグビーが盛んというところにも、
スタイリッシュで都会的というよりも、泥臭くバンカラな校風が色濃く表れています。
毎年4月になると、
「早稲田落ちました!」
って聞いてもいないのに報告してくる1年生は本当に多いです。
国立大学落ちや、明治大学が第一志望という人、
推薦や内部進学生というのももちろんいますが、
早稲田落ちの数に比べたらそこまで目立ちません。
ちなみに「慶應落ちました!」って言っている明大生には一回もあったことがありません。
※ ぼくが補足します ※
上智大学の記事でも触れていますが、
東京の私立文系受験はざっくり、
早稲田系と慶應系の2つの系統があると思っています。
上智大学の記事では割愛しましたが、
Yさんの言うように校風も違います。
◆早稲田系
国語は古文・漢文を含む。学生数が多い。入試は3科目のバランス重視。
泥臭いイメージや、勢いがある学生が多い印象。
◆慶應系
国語は漢文を除く。学生数は少なめ。入試は一応3科目だけど英語重視。
ちょっと気取ったイメージで、大人しめな学生が多い印象。
オープンキャンパスに行ってみたり、大学のパンフレットや
入試案内(科目や配点)を見比べてみると結構違いがわかりますよ!
スタディサプリ進路で入試案内を取り寄せると図書カードがもらえるようです。
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学の入試案内を見比べると十分違いがわかると思います。
人気の大学は送料がかかりますが、スタディサプリ進路経由なら
10校以上資料請求で1000円分の図書カードがもらえるので
直接大学に資料請求するよりもお得です。
もう1校、送料無料の駒澤大学か専修大学を加えて10校が良さそうです。
スタディサプリ進路公式ホームページ:
明治大学の授業
明治大学の授業は1コマ100分です。
以前は90分授業×15回だったのですが、
1回が10分長くなった分、14回になりました。
授業の出欠確認はいまだにアナログで、出席を取る授業では出席カードを書きます。
富士通株式会社が出欠管理での代返(代理で返事すること)対策に取り組んでいるようです。
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/education/campus/
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/06/28-1.html
他学部の授業を履修する環境が整っているので、いろいろなことを学びたいという人にもおすすめできます。
明治大学のキャンパスライフ
入学早々、六大学野球がはじまります。
この時期になると明治大学の校舎の入り口には六大学野球の結果が張り出され、試合が終わるごとに更新されます。
野球が好きなひとはせっせと明治神宮球場に赴き、応援しています。
秋になるとラグビー大学選手権がはじまります。普段ラグビーに興味なくても、お祭り気分で応援に行く人は多いです。
特に2019年度の試合は、早稲田大学との決勝だったので、約6万枚ものチケットが前売りで完売しました。
私も野球とかラグビーとかはあまりよくわからなかったのですが、
大学に入ってから野球やラグビー観戦に誘われることがあるので、ちょいちょい楽しんでいます。
秋にやる明大祭は一大イベントです。
これを取り仕切るのは明大祭実行委員です。
明大祭実行委員会は春に募集しているのですが、
とてもやりがいがあり楽しいそうです。
大変だからこそみんなと仲良くなれるとのこと。
サークルやゼミで模擬店をだすこともありますが、
何かに所属していないと明大祭とかかわる機会は本当にありません。
私のサークルが非公認だったころは、明大祭とかかわることができなくて、
気が付いたら大学が休みの期間が一週間あるというだけでした。
模擬店の運営などは大変ですが、やってみるのも楽しいものです。
明治大学のサークル活動
大学一年生は大学に入るなりサークルの勧誘にあいます。
サークルは沢山あるので興味があるサークルに複数個入るのをおすすめします。
いわゆるチャラサーや飲みサーは少ないですが、あることにはあります。
そういったサークルを避けるには、入る前にきちんとリサーチをしておきましょう。
また、入ったばかりの一年生はお酒を敬遠していても、いつの間にか飲むようになるということもあります。
ちなみに、スポーツ系のサークルで男女比が1:1と書いているサークルの9割は嘘です。
大体どこも7:3です。
というのも1:1と書いた方が、新入生受けがいいからです。
とはいいつつも、人数比が偏っているのはサークルが不健全だからということではなくて、単純に学校自体の男女比が7:3だからしょうがありません。
文化系サークルであれば、女子が多いサークルはいくらでもあります。
たくさんの女子と知り合いたいなら文化系サークルに入るのをお勧めいたします。
明治大学の就活
頑張れば大手を狙えます。
ソニーや三菱系の会社など年に数十人から数百人は内定を貰っているそうです。
明治大学生専用の就活サイトもあり、就活に役立てることができます。
教員過程もあるので、学校の先生を目指すこともできます。
就活を早期に意識し、一年生や二年生のうちからインターンに行く人は時々いて、
そういう人はやはり有名なところに内定をもらえることが多いです。
明大生なら無料で受けられる資格講座などもあるので、積極的に利用していきましょう。
明治大学の特徴まとめ
・校風はスポーツが盛んで泥臭さを好む
・入学早々「早稲田大学に落ちました!」って言うのは先輩に鼻で笑われるのでやめましょう。
・100分授業です。
別に100分だからと言って大変ということはありません。
むしろ、授業数がその分減るので楽です。
・六大学野球やラグビーなどスポーツが盛んです。
入学したからには一回くらい応援にいってみよう!
・サークルにはできれば入ろう。
大学内に友人がいるというのは大事なことです。
・就活支援はまぁまぁ充実しているほうかと。
とはいえ、その人次第。一年生の頃から行動を起こしている人もいます。
