大学受験に成功したいのなら、まずは自宅で集中して勉強できる環境を作ることがとても大切です。
実は私自身、たかしくんと同じように考えていました。
ですが、自宅でもしっかりと勉強できるように環境を整えると、驚くほどグングンと成績が伸びていきました。
なので、多くの高校生・受験生が悩んでいるであろう学習環境について紹介していこうと思います。
小学生から使っていた木製の学習机
自分が集中できる学習環境をつくり始める前にはいくつかの課題がありました。
家族がうるさい、机が狭い、椅子の座り心地が悪い、肩が凝るなどなど。
そうした自宅での学習環境に対する課題は、2つに分類することができると思っています。
それはヒトとモノです。
家族がうるさいというのは、ヒトに起因する問題です。
一方で、机が狭い、椅子の座り心地が悪い、肩が凝るなどはモノに起因する問題です。
この2つの問題のうち、短期間で解決できるのはモノに起因する問題です。
小学生のときからずっと使っていた古い木製の学習机は、
小学校入学時に買ってもらったという人が大半ですよね。
買ってから10年も経てば背丈だって変わりますし、机に求める機能だって変わります。
そこで、近所のニトリでシンプルな机(ワークデスクというみたいです)と椅子に買い換えました。
5年以上前に買ったものですがニトリのホームページをみたら同じのがまだありました。
机(デスク Nトリシア)お値段1万円ほど。
https://www.nitori-net.jp/ec/product/6201024s/
そして椅子もまだありました。
ワークチェア(Nターゲット)約4000円。
これだけだと照明がないので、近所の家電屋さんで安いデスクライトを買いました。
デスクライトはエレコムのやつでしたが、もう販売終了になっているようです。
LEC-SG01C07 参考までに。
https://www2.elecom.co.jp/search/photo/search.asp?jancd=4953103273306
見ていただくとわかると思いますが、とにかくシンプルさを追求。
もともとの学習机はたくさんの引き出しがあったり、本棚がついていたりと便利ではありましたが、いろいろなモノが目に入りすぎて集中を妨げていました。
机周りをシンプルにすることで、今やるべきことに集中できる環境になりました。
家族などヒトが勉強の妨げになっているのなら
モノに起因する問題は、お金をかけて環境を整えるしかありませんが、
ヒトに起因する問題はお金をかけなくても解決できることがあります。
私が一番おすすめするのは、勉強する時間帯を変えることです。
多くの人は学校から帰ってきてから寝るまでの間に勉強しようとします。
この時間帯が一番効率が悪いのにもかかわらずです。
特に兄弟がいる人であれば強く共感してもらえると思いますが、
夜は家族がテレビを見ていたり、ゲームをしていたりと誘惑が多い時間です。
友達からLINEが来れば返信しなければいけません。
その上、晩ご飯ができれば呼ばれるし、お風呂にも入らなければいけません。
夜は意外とやらなきゃいけないことが多く、集中して机に向かって勉強することはとても難しいのです。
このように他人の影響で集中できないという環境では、
他人を変えようとするのではなく、自分のやり方を変えるほうが手っ取り早いです。
一番効率よく勉強ができる時間は早朝だと思っています。
必要な睡眠時間は個人差があるので一概には言えませんが、
私は夜11時くらいに寝て朝5時に起きるようにしていました。
家族が起きる時間にもよりますが、朝は静かな環境で集中して勉強をすることができます。
朝勉強するメリットは、静かな環境だけじゃない!
朝は静かな環境で勉強ができるので、家族や友人などヒトに邪魔されないというメリットがあるとお伝えしましたが、それ以外にも大きなメリットがあります。
「エビングハウスの忘却曲線」
って聞いたことがありませんか?
時間が経つと記憶が薄れるっていう話でしょ?と思っている方もいるかもしれませんが、
この曲線から導かれる話として、
学習後短いスパンで復習すると記憶が定着しやすいというものがあります。
そのことを利用して、寝る直前に英単語や古典単語の学習をして翌朝起きてすぐに復習をします。
この方法で学習していくとどんどん英単語や古典単語が自分のものになっていきます。
寝る直前まで勉強できて、起きてすぐ勉強できる場所は自習室や図書館ではなく家なので家の学習環境づくりはとても大切なのです。