大学受験

上智大学新聞学科が厳しいかも、と思ったら

上智大学文学部新聞学科

こんにちは。

 

12月に入り、高3生や浪人生の方にはいよいよ大詰めの時期ではないでしょうか。

 

 

さて、私立大学の入試まで約3ヶ月というこの時期で、

模試で思うような結果が出ないという人も多いのではないかと思います。

 

周囲を見ると、推薦で進路が決まっている人がいたり、

模試で良い結果が出て喜んでいる人もいると思います。

 

 

とはいえ、大事なのは本番です。

 

 

模試でずっとA判定を取っていようが、

当日体調不良で欠席では合格することはできません。

 

また、入試問題で自分の得意分野が出題されれば高得点が狙えますし、その逆も然りです。

 

受験は水物なんていいますが、本当にその通りで運頼みの部分というのも確実にあります。

 

 

その上で、上智大学新聞学科合格を目指しつつも、

ちょっとだめかもと思っている方に向けて2つのアドバイスをできればと思います。

 

 

1つは、受験勉強のお話。

上智大学は合否判定に偏差値法を採用しているということは別の記事でも書いていますが、

満遍なく高い点数を取れることが上智大学新聞学科への合格につながります。

 

国語や英語などの語学系は、得点にムラが出にくい科目です。

今、模試などで取れる点数が現在の自分の実力であると考えて良いでしょう。

 

一方で、歴史などの選択科目は、得点にムラが出やすい科目です。

暗記勝負ということもあり、得意な時代だったり、世界史なら得意な国などあるでしょう。

 

上智大学は、新聞学科でも偏差値法を採用していることから

得点のムラをなくすことが合格へ近づく最適な方法です。

 

 

選択科目では、どの範囲が出題されても7割得点できるラインに仕上げるために

苦手分野を潰していくことがこの時期は特に大事になってきます。

 

 

その上で、語学系の科目についても実力を高めていくことが必要です。

短期間で語学系の科目の得点を高めるには、

 

英語は「文法」と「英単語」、国語は「古文」が効果的です。

 

英文法については、学校で購入させられる文法書を読むこと。

英単語は、寝る前に眺めて、翌朝もう一度見ること。

古文は、教科書ガイドの現代語訳を暗記こと。

 

この3つのことと、選択科目の苦手潰しを並行して行うことで合格が近づきます。

 

 

とはいっても、ずっと勉強だと飽きてしまいますし、学習効率が低下してしまいます。

 

集中力は長くても1時間程度なので

なので、必ず時間を測って、45分勉強して5分〜15分休憩くらいが良いでしょう。

 

入試の試験時間は90分程度のことが多いですが、

90分も集中力が持続できる人なんてほとんどいません

 

 

集中力が切れる約60分以内に全てを解き切るか、

90分を前半の45分と後半の40分に分けて、途中で5分間の息抜き時間を作るかです。

 

受験案内などでは、途中退出は認めませんと書いてありますが、

トイレに行っちゃダメとは言われません

 

いっそ、半分くらいのタイミングでトイレ休憩を挟んで息抜きをするというのも一つの戦略です。

 

 

普段の学習の習慣が試験時にも出てしまうので、

90分の試験時間中に集中力が切れるのは最少の1回で抑えられるよう、

普段から45分単位での勉強サイクルを構築しておきましょう。

 

 

また、勉強をし続けていると、45分勉強した後の休憩時間さえももったいなく感じてくるかもしれません。

 

そんな時には、TED(無料)を視聴したり、スタディサプリ(有料)の講義動画を聞き流すのがおすすめです。

受験勉強という観点からいうとあまりオススメはできませんが、YouTubeで英語系の動画を見るのもなしではないと思います(設問との直接的な関連性や、他の動画の誘惑に難あり)。

 

TEDは無料なのが魅力ですが、スタディサプリに比べると入試問題に直結はしません。

 

 

 

ここまでは、受験勉強のアドバイス。

 

偏差値法を採用している → 選択科目のムラをなくすように勉強しよう。

集中力は1時間も持たないが試験時間は90分 → 45分サイクルでの学習習慣をつけよう。

 

 

そしてもう一つのアドバイスは、精神面のお話。

 

どうしても合格したい!という気持ちが強すぎたり、

どうしても合格しなきゃ困る!という精神状態だと

 

焦りすぎてケアレスミスを誘発したりしてしまいます。

 

せっかく勉強して積み上げてきたものが入試当日に発揮できないのでは意味がありません。

 

 

一番悲しいのは、受験全落ちです。

一度悪い状況に陥ってしまうとなかなか精神面を自分でリカバリーするのは難しいものです。

 

そのため、まずは確実に合格できそうな併願先に出願しておくことが精神衛生上重要になります。

(ここで落ちてしまうと最悪ですが。)

 

 

【滑り止め】 → 【本命】 → 【滑り止めの滑り止め】

という順番で受験できることが理想です。

 

本命よりも1ランク下の滑り止めから受験を始めることで、

合格なら、最悪はここがあるという気持ちの余裕が生まれます。

もし、不合格でも本命のあとに滑り止めの滑り止めがあることで

まあなんとかなるだろう!と考えることができます。

 

 

これが

【滑り止めの滑り止め】 → 【本命】 → 【滑り止め】

だと、初っ端失敗した時に立ち直れなくなって全落ちするリスクが高まります。

 

 

しかし、上智大学文学部新聞学科の入試は2月3日(一般入試)と

かなり早い日程が設定されています。

 

そのため、 一般入試日時点で他の大学から合格通知を得ることは難しく、

他の受験生も同様に緊張した状態で試験に取り組んでいます。

 

そのため周囲が余裕そうに見えても、実際にはみんな同じように不安でいると思うことで乗り切るしかありません。

 

結局のところ、上智大学文学部新聞学科を第一志望とする場合、

 

試験日が早いのは、MARCHや日本大学のセンター利用方式くらいです。

併願先(滑り止め)として有力なのは

 

明治大学(文学部・政治経済学部・情報コミュニケーション学部)

法政大学(社会学部・法学部)

立教大学(社会学部・現代心理学部)

です。

これらの入試日程は上智大学新聞学科の入試日程とは重複しないので出願することが可能です。

MARCHのセンター利用方式は合格率が極めて低いので、あまりおすすめはできません。

一般入試で狙うほうがよっぽど可能性があります。

 

また、滑り止めの滑り止めを考えるのであれば、日本大学法学部新聞学科が最適です。

 

滑り止めとして挙げた大学・学部よりも学問的な類似性が高い点が魅力です。

 

滑り止めとして挙げた大学・学部間での併願は、入試方式等により日程が重複することがあるので出願前に必ず確認してください。

 

詳細な日程等は、各大学が発行する願書を請求してご確認ください

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