MARCHとは、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学のことです。
MARCHの資料はスタディサプリ進学から請求できます。
スタディサプリ進学公式ホームページ:
さて、偏差値50台の高校からMARCHを目指すとなると、無理なんじゃないのと思われるかもしれません。
たかしくんのように、すごく難しいと誤解している人も多くいますが、実際にはあまり難しくはないのです。
もちろん、もともと頭が良くてレベルの高い進学校出身という人もいますが、
意外と偏差値50台の高校からMARCHに入学という人も多いのです。
偏差値40台の高校から現役合格した友人もいます。俺はレジェンドだって語っていましたが。
むしろ進学校からMARCHだと、大学受験があまりうまくいかなかったんだと思われたりします。
その点、偏差値50台の高校から狙うMARCHは、
難易度がほどほどなわりに世間的なイメージが良いのでとても合理的な選択といえます。
1日10時間勉強しても合格できるとは限らない
まず、勉強の大前提ですが入試に合格するために必要な勉強をしなければなりません。
この部分を理解せず、ただ無駄に机の前で時間を費やしても非効率なだけでなかなか合格に近づくことができません。
同じ高校でも、ギリギリまで部活をやっていても良い大学に受かる人がいたり、
ずっと勉強をしていたのに合格できない人がいるのはそういうところです。
MARCHに限らず、大学入試で結果を出すために必要なのはただ膨大な勉強時間ではありません。
受験勉強は質と量の掛け算です。

失敗する受験生の多くは、勉強量ばかりを重視して質の低い勉強をだらだら長時間やって満足してしまいます。
質の高い勉強をするためには?
さて、偏差値50台の自称進学校からでもMARCHに合格するためには、勉強の質を高めなければならないわけですが、どうしたら勉強の質を高めることができるのでしょうか。
まず、質の高い勉強をするためには、受験に必要な科目と必要じゃない科目を見極めることが大切です。
まさかとは思いますが、勉強時間の大半を漢文に費やしたりしていませんよね?
大学の入試は、高校の入試とは異なり内申点はありません。
高校の成績は、補習にならないレベルで十分です。
MARCHの受験でほとんど使わない数学や理科で良い成績を取ろうとしていませんよね??
MARCHなどの私立大学は受験科目数が少なくて良いというのが最大の魅力ですから、
しっかりと科目を絞って対策をしなければとても効率が悪いです。
という人は、闇雲に勉強をするよりも、大学のことを調べてみたほうが合格に近づきます。
特に、MARCHなど私立大学では受験に「必要な科目」と「必要じゃない科目」があります。
たとえば、MARCHの入試ではほとんど「漢文」は使いません。
漢文がどんなに好きでも得意でも、出題されない分野だったら意味がありません。
また選択科目も、日本史B、世界史B以外でも受験できる大学もあれば、日本史Bと世界史Bしか選択できない大学もあります。
一方で、MARCHに合格する上で一番重要な科目は英語です。
僕は、受験では英語が大事だということをいつも強調していますが、本当に英語が大事です。
参考までに僕のセンター試験の結果(当時)ですが、
世界史 71点
僕にしてはよくできたほうだと思っています。
国語 91点(現代文71点、古文20点、漢文0点)
※漢文は一切解答せず0点でした。その分現代文と古文に時間を使えたのにこの点数とは…
英語 194点(リスニング46点)でした。
筆記とリスニングで1問ずつミスをしました。
200点満点のセンター国語で91点しか取れていませんし、世界史だって全然よくありません。頭の悪さがわかりますよね。
それでもMARCHに合格できたのは、英語の勉強に力を入れてきたからに他なりません。
英語ほど伸びしろがある科目はない!
と言っても、英語が苦手な人だと
となってしまうでしょう。
実は僕自身、中学時代は英語が超苦手でした。
bとd、どっちがどっちなのかなかなか覚えられないくらいでした。
定価29万8000円のところ
今ならなんと3万9800円!
とかいうの広告はよくありますが、ほぼ確実に詐欺なので絶対に買わないでくださいね。
それでも英語に力を入れるべき!というのは、まだまだ成績の伸びしろがあるから。
算数は小学生からやっているわけだし、国語は単なる言葉としてなら赤ちゃんのときからずーっとやってますよね。
そんなにずーっとやってきて今のレベルなわけですよね。
国語や数学を劇的に伸ばすことができると思いますか?
その点、英語はしっかりと勉強し始めるのは中学生からでしょう。
中学生の英語は、ネイティブの何歳レベルでしょうか?
たとえば、このアニメ動画は子供向けのものですが、けっこう難しく感じますよね。
多くの高校生の英語力はネイティブの子供レベルかそれ以下でしょう。
子供でもわかるレベルの英語なら、少し勉強すれば理解できるようになると思いませんか?
そんな理由から、MARCHを狙うなら成績の伸びしろが大きい英語に力を入れることを強くオススメしています。
私立文系の入試は英語ができると有利!
英語をおすすめする理由は、成績の伸びしろ以外に入試での配点の大きさもあります。
MARCHの多くの学部では、英語の配点が他の2科目よりも大きく設定されています。
たとえば、明治大学の商学部を目指す場合、
配点は英語150点、国語100点、選択科目100点の合計350点満点です。
合格最低点は267点とのことなので、全体の76.3%、約8割取らなければ合格できません。
しかし、全ての科目で8割を目指すとなると、どこも手を抜くことができずかなり大変です。
結局どの科目も中途半端で6〜7割しか取れなくて不合格というのがよくある失敗例です。
明治大学の例では、英語で9割を取れればそれだけで135点です。
となると、他の2科目は7割までできなくても合格を勝ち取ることができるのです!
なので、英語で9割を取ることを目標に、英語にもっとも力を入れましょう。
※残りの2科目への力の入れ具合は、入試までの残り期間によって戦略が変わってきます。
詳しくは別の記事で紹介しますので、そちらをお読みください。