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日本大学経済学部のA方式入試の特徴とは?

日本大学経済学部の一般入試には、「A方式」「N方式」「C方式」の3種類があり、それぞれ特徴や違いがあります。
今回取り上げるA方式入試は、経済学部が独自に行う入試で、一般入試のなかでもっとも募集人数が多い入試方式です。
そんな日本大学経済学部のA方式入試ですが、経済学科のA方式入試第1期は日本大学の入試のなかで最も志願者数が多い人気の入試です。
とはいえ、倍率はそこまで高くないため、十分に合格を狙うことができると言えます。
日本大学経済学部A方式入試の試験科目は?
日本大学経済学部A方式入試の試験科目は、私立大学の文系学部で一般的な3科目入試です。
英語、国語、選択科目の3科目で各100点の合計300点満点です。
なお、日本大学経済学部A方式入試の国語では漢文は出題されません。
また、法学部や商学部で選択できる「地理B」が選択できないので注意が必要です。

日本大学経済学部A方式入試合格に必要な点数は?
日本大学経済学部A方式入試に合格するのに必要な点数は、170点前後です。

経済学科のA方式第1期入試では募集人員の5倍以上もの合格を出している一方で、産業経営学科は2.5倍、金融公共経済学科では2倍と合格者数がかなり絞られています。


辞退見込みの受験生が少ないと捉えることもできますが、受験者数があまり多くないことから経済学部同様、募集人員の5倍も合格を出してしまうと倍率が2倍を下回ってしまうという事情もあるように思えます。
これは、金融公共経済学科でA方式第1期入試のほうがN方式第1期よりも募集人数が少ないにも関わらず、N方式入試第1期のほうが合格者数が多くなっていることからも、大学が倍率を維持しようとしていると推察できます。
募集人員: A方式第1期入試 > N方式第1期入試 合格者数: A方式第1期入試 < N方式第1期入試 *複数学部・学科の併願が多く辞退率の高いN方式で多く合格を出すくらいなら、A方式で合格を出すほうが自然。
ポジティブに捉えれば、日本大学経済学部の産業経営学科と金融公共経済学科は人気がないので穴場学部と見ることもできる。
日本大学経済学部 産業経営学科・金融公共経済学科にA方式入試で合格するには?
日本大学経済学部産業経営学科や、金融公共経済学科に合格するために必須と考えられるのが、160点を取ること。
データから日本大学が「最低合格点160点」が大学のブランドを守るために必要なボーダーラインだと考えているはず。
A方式入試で160点未満の受験生に合格を出すくらいなら、辞退されるリスクを承知でN方式の受験生に合格を出すといえそうだ。
裏を返せば、およそ160点以上取れれば比較的簡単に合格できると言えるので、
産業経営学科と金融公共経済学科のA方式入試は160点を取ることができる人にはおすすめです。
日本大学経済学部経済学科にA方式で合格するには?
他の2学科と異なり、経済学部経済学科はA方式入試で募集人員の5倍以上の合格者を出しているにも関わらず倍率は決して低くない。
その意味で、日本大学経済学部経済学科の入試は難しいと言える。
とはいえ、データとしては170点を取ることができれば合格できる。
300満点の170点と聞くと簡単そうに聞こえるが、できているのは受験生の3分の1もいない。
たしかに3科目全部で60点近くを取るって意外と難しい。
ところで、日本大学経済学部の募集要項を読んでみると「外部の英語資格・検定試験のスコア」を外国語(英語)の点数にすることができる。

帰国子女などでなくとも、英語の勉強に力を入れれば90点換算ラインは狙うことができる。
だいたい英検2級、TOEIC600点相当といったところ。
入試の出願前に90点または80点の換算ラインのスコアを取得して申請すればそれだけで合格最低点の約半分を稼ぐことができる。
残りの80点または90点は他の科目で稼がなければならないが、国語と選択科目が半分くらいできれば十分合格の可能性がある。
また、英語の外部試験である、TEAPの基準点は上智大学のほうが低いため、英語の勉強をしているうちに上智大学を狙うチャンスすら見えてくる。
また、慶應義塾大学の環境情報学部や総合政策学部は英語と小論文だけで受験できるため、日本大学を狙っていたはずが慶應義塾大学に合格するというチャンスさえある。
日本大学経済学部経済学科A方式入試は英語1科目を得意にすれば突破できる
ということで、日本大学経済学部経済学科のA方式入試を狙う人は、とにかく英語に力を入れると手っ取り早く合格に近づくことができるのでN方式よりもおすすめです。
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