まじめな話

【起業か海外移住か】日本の未来予想図

 

今の若い世代は、新人類だなんて言われることがあります。

 

上司と友達感覚で接していて上下関係をわきまえていないなどという年配の方も多くいます。

 

 

確かにその通りだと思いつつも、なんでそうなっているのか考えてみると、今の年配層は目上の人から恩恵を受けていたけれど、今の若年層は、年配層から搾取されるだけで恩恵を受けることがないと思っていることがあげられるのではないかと思いました。

 

 

そんなことを思っていると、日本の未来が気になり、少し考えてみました。

 

トレンド:省力化・自動化

 

ファナックやキーエンスなど、ファクトリーオートメーション(FA)と呼ばれる生産の自動化を手がける会社は給与が高い傾向にあります。

 

これは、いかに生産コストを下げるかということを多くの企業が考えた結果、人件費を抑える=人を使わないという方針にシフトしていることにあります。

 

労働集約型産業(簡単に言うと、多くの人を使って儲ける産業)の代表例である飲食業ですら、一部で調理の自動化が進んでいます(日本ではリンガーハット、アメリカではspiceなど)。

 

飲食業の自動化においては、中国には目を見張るものがあります。

 

新しい技術を積極的に採用していく姿勢は尊敬もしますが、それ日本では真似できないなというレベルのものもあり、玉石混交です。

 

ファクトリーオートメーション(FA)大手のファナックでは、ロボットがロボットを製造するという段階に至っています。

 

AI技術の進展とあいまって、映画『アイロボット』のようにロボットが暴走するという展開もあるのでしょうか。

 

貧富の格差拡大

 

映画『アイロボット』のように、一家に一台家事ロボットが普及するためには、各々がロボットを購入できるだけの経済的余裕がなければなりません。

 

しかしながら、様々な産業でオートメーション化がされていくなかで確実に雇用は奪われていきます。

 

とはいえ、企業が収益をあげるためには、労働力を提供し、お金を使ってくれる労働者層が不可欠です。

 

そう考えると、月給10万円でおにぎり1個500円という時代が来てもおかしくはないでしょう。

 

世界的な人口増によって食料需要が高まった結果、日本が食料を輸入できなくなる恐れさえあります。

 

国産の食料だけで賄うとなると値段は必然的に上がるでしょう。

 

1日2個のおにぎりだけで生活をするとしても3万円かかるとなれば、家賃や通信費などを合わせるとかなり厳しい生活になるのは目に見えています。

 

コンビニで月2回の買い物が贅沢になるというのも当たらずとも遠からずといったところでしょう。

 

だったら食料生産を自動化すれば?

 

だったら食料を自動生産すればいいじゃん!と思うかもしれませんが、儲からないなら誰も作りたがりません。

 

共産主義が破綻したのだって、頑張っても頑張らなくても同じだったら頑張らないよねという理屈です。

 

 

共産主義的に食料を自動生産すれば多くの人は幸せになるかもしれませんが、パレートの法則が示すように、富の90%は上位10%の人によって占められています。

 

富裕層があえて、自分たちが損をしてまで救貧的事業を行うでしょうか。

 

だったら生き残る術は?

 

富裕層になるか、経済成長している国に移住するという選択肢が考えられます。

 

この2つの選択肢では、富裕層になるという選択のほうが優れています。

 

そもそも資本主義のシステムは、成長をし続けなければ崩壊してしまうため、海外移住するのであれば移住を繰り返す必要に迫られてしまいます。

 

とはいえ、新興国だった中国の巨大市場も頭打ちになるなど、成長には陰りが見えてきています。

 

そんななかで、企業がアフリカ戦略に力を入れるのはアフリカが「ラストフロンティア」とも呼ばれるように、現在唯一、開拓の余地がある市場だからです。

 

ちなみにそんなアフリカもかつては開拓された市場であり、多くの日本企業が進出していました。

 

そのアフリカが今、未開拓の市場として注目されているのは、紛争の発生で多くのモノが破壊され、未開拓の状態に戻ったからです。

 

資本主義は成長を続けなければならない。成長できなくなれば紛争や戦争で破壊しなければならないというのが資本主義の欠点であると言えます。

 

 

日本は交戦権が否定されているが

 

日本国憲法第9条は、交戦権を否定し、戦力の保持を禁止しています。

 

そのため、戦争に参加することができないと考えられますが、経済を第一に考えるのであれば戦争を認めることに意義が出てくる場合もあります。

 

もちろん、経済的に豊かである限りにおいては平和が一番かもしれませんが、経済に困窮し、生活に苦しむくらいであれば、戦争で困窮からの脱却を図るということも一つの選択肢です。

 

経済の閉塞感から全国民を解放するには戦争しかないようにも思われます。

 

日本の未来は、平和を維持して富裕層以外が経済的に苦しむか、平和を放棄して全国民が経済的苦境から脱却するかのいずれかであるのではないでしょうか。

 

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