就職活動を始めたものの、どの会社が本当にいいのかわからない!
こんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
マイナビやリクナビなどの就活情報サイトはもちろん役に立ちます。
しかし、それらの就活情報サイトが役に立つのは、応募する企業の応募フォームがあることと、新卒求人の情報だけが掲載されているため検索がしやすいという点にあるでしょう。
企業が大学生向けに掲載している情報だけでなく、さらに多くの情報を得るために役立つサイトを今回はご紹介します。
就職活動に役立つサイト1
「Open Works」
Open Works(旧・Vorkers)は、最近では山手線の車内などで広告を目にすることもあり、認知度が高まってきているサービスであると思います。
このサイトのいいところは、社員と元社員の口コミ情報を見ることができる点です。
基本的に、就職活動では会社の良いところばかりが取り上げられますし、OB訪問でもなんでもざっくばらんに話しますよ、といいつつも内容を報告する会社もありますから、ある程度取り繕った本音しか語られません。
また、OB訪問はなかなか聞き辛い年収の話などは匿名のOpen Worksだからこそ、オープンに書かれています。
年収が気になる人は年収をみても良いですし、ほかに何かネガティブな面を知りたいのであれば、「退職検討理由」や「経営者への提言」などの口コミをみてみるとそれらを知ることができます。
このサイトの欠点は、基本的に有料であるところです。(月額1000円かかります。)
しかし、学生の方は、就職情報サイトに登録することで30日間口コミが閲覧できるというプランもあります。
ちょっと手間はかかりますがお金をかけずに口コミをみたい方はこの方法を試してみると良いでしょう。
就職活動に役立つサイト2
「転職情報サイト」
転職情報サイトは、就活生にとってとても役に立ちます。
これは、転職希望者向けの求人が出ている部署や職種から会社が求めている人材や、強化していきたい分野を知ることができます。
また、転職者の場合には即戦力を採用するのが普通ですから、その会社が即戦力と考えるレベルはどれほどなのかということを知ることができます。
新卒の場合には、ポテンシャル採用とも言われるように、将来の可能性に賭けて採用をするというスタンスのため、説明会や面接などでは、今できる必要はないと言われますが、将来的にどれくらいの能力が求められるのかを知ることは、入社後に昇進できるかなど、社内でのポジションを予想するのに役立ちます。
就職活動が終わったあとに時間があるのであれば、会社が重視すること(TOEIC〇〇◯点や簿記◯級など)に力を入れてみるというのも、将来的なキャリア構築に役立つのではないでしょうか。
また、転職情報サイトは、複数の会社から内定を得ることができた場合に、どの会社を選ぶかを考える上でも役に立ちます。
多数求人が出すぎている会社の場合には、急成長しているという可能性と、すごく離職率が高いという可能性が考えられます。
その会社の状況を踏まえて、判断をすることが重要になるでしょう。
また、新卒カードは1回しかないと言われるように、中途では同じような職種でなければ転職が難しいということも多々あります。
自分が転職して入りたくなるかもしれない企業の多くが募集している職種がどんなものであるのかをみてみることで自分の長期的なキャリアを考えることができると思います。
そのほか、やはり求められるスキルとして、英語やエクセルなど企業によってあるでしょうから、新卒で内定をもらった企業で働きつつも、転職のチャンスを探し続けることで年収をあげることにつながると思われます。
実際、直近では転職すると年収が上がったという事例が増えたというニュースも出ており、年収UPを狙う上で転職ということも将来的な視野に入れておくと良いでしょう。